パレスチナの主な各派は4日、平和的な対話により各派の間の意見の食い違いを解決することに同意しました。

　パレスチナの主流派ファタハのある指導者は「海外に亡命しているパレスチナ各派の指導者は4日、シリアの首都ダマスカスで、内部の意見の食い違いを解決する際、武力行使を禁止するよう各派に呼びかけ、また、対話が紛争を解決する唯一の方法だと強調した」と述べました。

　ハマスのある指導者は、各派が合意に達したと明らかにし、「ハマスは、イスラエルの占領に抵抗し続けると同時に、パレスチナの政治実務に積極的に参与する」と述べました。

　イスラエル軍が9月12日ガザ地区から撤退した後、ファタハの支配によるパレスチナ自治政府と各武装勢力との矛盾がますます際立っています。