パレスチナ自治政府のアッバス議長は7日、声明を発表し、「当日パレスチナ前安全高官のムサ・アラファト氏を殺害した犯人を厳しく処罰する」と述べました。
アッバス議長は声明の中で、全面的に調査をし、一日も早く犯人を逮捕し、同時に現在まだ犯人に拘束されている人質を救出するよう、安全部門に要求しました。
パレスチナ自治政府内務省も当日、声明を発表し、「各安全機関は直ちに緊急態勢に入る」と発表しました。内務省は同時に専門的な調査委員会を設立しました。
伝えられるところによりますと、「パレスチナ人民抵抗委員会」と名乗る組織がこの事件に犯行声明を出し、「現在人質を尋問中である」と称しています。
ムサ・アラファト氏はパレスチナの故アラファト議長のいとこで、7日ガザ地区にある自宅で銃撃を受けて死亡し、その子息が同時に拉致されたとのことです。
|