FAO・国連食糧農業機関が29日ナイロビで発表した報告によりますと、サハラ以南のアフリカ24カ国で、数百万人が食糧不足の危機に直面しているということです。
報告では、長年の戦乱により、スーダンの食糧問題が最も深刻で、帰郷した避難民と地元住民が食糧パニックに直面しており、ソマリアも、戦乱や収穫減で、約100万人が食糧不足に陥ったとされています。また、自然災害の影響で、エチオピアでは数多くの人が国際食糧援助で生活を維持しているということです。