HSBC・香港上海銀行の鄭海泉アジア太平洋地域主席は28日、ニューヨークで講演した際、「アメリカの対外貿易不均衡と人民元の貨幣価値の間に、必然的関係はない」とした上で、「中国が、貨幣と経済の安定に基づいて、人民元為替レートの改革を順序だてて推進することに支持する」と示しました。
鄭海泉アジア太平洋地域主席は、「アメリカの対外貿易不均衡は、20世紀の70年代から始まり、世界の貿易発展とアメリカの経済構成によるもので、人民元の貨幣価値とは関係ない」と述べ、「中国の対アメリカ輸出の増加に対する非難の声を耳にするが、それは、輸出企業の60%が外資企業で、そのうち、アメリカ投資企業が大部分を占めていることに気づいていないためだ」と表明しました。
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