アメリカの欧州・ユーラシア担当のフリード国務次官補は27日、ウズベキスタンの首都・タシケントで「ウクライナ政府の決定を尊重し、時間通りに同国のハンナバド軍事基地から米軍は撤退する」とのアメリカ政府の姿勢を表明しました。
フリード国務次官補はまたウクライナのカリモフ大統領と会見し、両国関係や地域安全問題について意見交換を行ないました。
アメリカは2001年、アフガニスタンでのテロ取締りを契機に、ウクライナのハンナバド空港を借り上げ、軍事基地を設けています。これに対し、今年8月26日、ウクライナ議会は、ハンナバド軍基地からの撤退をアメリカ軍に求める決議を採択しています。
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