パキスタンのカスリ外相とイスラエルのシャロム外相は1日トルコのイスタンブールで、両国間の始めてのハイレベル会談を行いました。パレスチナ各方面は、これに対してそれぞれ不満を示しています。
シャロム外相は会談で、「イスラエルが最終的にパキスタンと外交関係を樹立し、さらに、すべてのイスラム諸国や、アラブ諸国と外交関係を樹立することを期待している」と述べました。
パキスタン外務省の事務局長はメディアに、「今回の会談はパキスタンが外交面でイスラエルを認めることを意味していない。パキスタンは、終始変わることなく独立したパレスチナ国家の樹立を支持している」と述べました。 パキスタンとイスラエルの今回の会談に対し、パレスチナ自治政府のシャアス報道相は、「イスラエルは、アラブ諸国の承認を得るため、より多くの積極的な行動を取るべきである」と述べました。
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