パキスタンのムシャラフ大統領は23日首都イスラマバードで、「パキスタンはいかなる形の軍備競争にも参与するつもりがないが、すべての必要な措置を講じて自国の防衛力を確保することになる」と述べました。
パキスタンのAP通信によりますと、ムシャラフ大統領は23日出席した政府と軍隊の高官会議で、「地域的平和はパキスタンの経済の発展と社会の進歩にプラスとなっている。このため、パキスタンはすべての措置を講じて、自国の必要な防衛力を確保することになる。いかなる人であろうと、パキスタンの核施設管理能力を疑う権利をも持っていない。パキスタンの核管理組織は科学的で、透明性があるものである」と述べました。
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