国連は25日発表した『2005年度世界社会状況報告』で、「国際社会の経済、政治、及び社会サービスなでの格差は、拡大の趨勢を呈している」と指摘しています。
この報告は、「ここ数年、人類は、医療衛生と教育のサービスを享受し、社会、経済及び政治など活動に参与する点では10年前より一層不平等となり、また、その格差は拡大し続けている。このような不平等は、異なる国で発生しているばかりでなく、国と国、地区と地区の間でも発生している」としています。
この報告は、また、全人類により公平でさまざまな資源を享受させるため、民主と法的の手段でさまざまな不平等と不公正な社会現象をなくすよう各国に呼びかけました。
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