イランのハラジ外相は17日首都テヘランで、「国連の改革は各加盟国の切実な利益に関わっていることから、イランは、現段階で勝手に国連改革のいかなる法案をも採択することに反対する」と述べました。
これは、ハラジ外相がイラン外務省の主催による『国連改革に関する国際会議』に出席した際述べたものです。
ハラジ外相は、「国連の改革は、各加盟国の政治、経済、文化ひいては安全情勢などの面に影響を及ぼすことになる。したがって、各加盟国が相互理解を踏まえて、辛抱強い協議を通じて幅広い問題で一致した見解に達した後、国連の改革を進めることができる。とりわけ、安保理の改革は非常に重要な問題で、慎重かつ深く検討されるべきである。」と述べました。
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