エジプトのMENA・中東通信は15日、エジプトのアブル・ゲイト外相の話として、「エジプト外務省は、あるいくつかのアフリカの国が国連で、『アフリカの名義』で安保理拡大の問題について単独に協議するというやり方に驚きを感じている」と報道しています。

　ゲイト外相は、「明確な責任を担っているいくつかのアフリカの国は関連方面や国際機関とアフリカが提出した、安保理常任理事国増加に関する決議草案について協議する時、その他のグループが制定したスケジュールにあわせるため、アフリカのもともとの立場を変えた。しかし、このやり方はAU・アフリカ連合最高機関の承認を得ていないものだ」と述べました。

　ゲイト外相は、「アフリカの行動はアフリカの法則を守らなければならない。そうでなければ、アフリカ大陸の分裂になるだろう」と警告しました。