台湾新党の郁慕明主席は11日午前、新党大陸訪問団を率いて、北京の西南部にある盧溝橋と中国人民抗日戦争記念館を見学しました。
郁慕明主席は、盧溝橋を見学した後、 「当時の29路軍が、盧溝橋で抗日戦争における最初の反撃の銃声を上げ、全民族の日本の侵略に抵抗していく意志を呼び起こさなければ、今日の中国は、どうなっていたかわからない。若い世代はこの精神を受け継がなければならない」との感想を述べました。
新党代表団の一行はまた中国人民抗日戦争記念館を訪れ、郁慕明主席が新党を代表して抗日戦争でなくなった人たちに花輪をささげ、黙祷しました。その後、郁慕明主席はは「偉大な勝利」というテーマの中国人民の抗日戦争、世界反ファシズム戦争の勝利60周年を記念した大型展覧会を見学しました。郁慕明主席は、その際、「これまで紆余曲折の道のりをだどったが、全ての中国人は一致団結し、民族の輝かしい未来を共に築いていこう」と台湾海峡両岸の同胞に呼びかけました。
郁慕明主席は、抗日戦争勝利60周年を記念するために、台湾新党代表団を率いて大陸を訪問したもので、今回訪問は7月7日から13日に至り、これまで広州、南京、大連を訪問しましたが、12日に胡錦涛中国共産党総書記が人民大会堂で郁慕明主席を会見するとのことです。
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