中国共産党中央台湾事務弁公室の陳雲林主任は8日北京で、台湾の国民党・親民党農業大陸訪問団の一行と会見しました。
陳雲林主任は、席上「訪問団が台湾農産物の大陸市場へのいち早い進出に備えて相互間の疎通を促すため大陸を訪問したことは、この二つの党派が台湾農民の利益に真に関心を寄せていることを充分に示している」と述べました。
これに対し訪問団の団長である国民党の曾永権氏は、「国民党と親民党の二つの党派の主席が大陸を訪問した後、大陸側はそれまでの台湾の輸入果物を12品目から18品目に増やすと共に、15品目の関税を免除した。これは海峡両岸の人々から好評を博している。今回の訪問を通じて、大陸進出の台湾の農産物に対する検査検疫と物流などの問題で協議し成果が上がることを期待している」と述べました。
|