IAEA・国際原子力機関理事会会議が、国際的核拡散防止メカニズムを強化するため専門委員会設置の提案を採択して、17日閉幕しました。
再任したばかりのエルバラダイ事務局長によりますと、この専門委員会設置の目的は、『保障監督協定』およびその追加議定書の実施情況を審議すると共に、国際社会が核拡散防止、核闇市場の取引およびテロリズムに共同で対応することを促すため、理事会に実行可能な提案を提出することにあるということです。
今回のIAEA理事会会議では、35ヵ国の理事国の代表は核分野における国際協力強化と核拡散防止に関する議題を討議し、IAEAが提出したイランなどの国の核問題に関する報告を審議しました。
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