IAEA・国際原子力機関のエル・バラダイ事務局長は、今週の遅く、ワシントンに赴きライス国務長官と会談し、IAEA次期の事務局長の人選や保障監督委員会の設置などの問題について討議します。

　イランのメディアは7日外交官の話しとして、伝えたところによりますと、エル・バラダイ事務局長の今回のアメリカ訪問の目的は、次期の事務局長再任への支持をアメリカに説得することにあり、ライス国務長官とエル・バラダイ事務局長が会談した後、アメリカはこれまでの立場を改めて、エル・バラダイ事務局長の再任を支持する可能性があるとのことです

　エル・バラダイ事務局長はまた、今回の訪問で、アメリカの高官とIAEAの保障監督委員会の設置、『核拡散防止条約』締結国の不法な核活動の処理などの問題について討議します。