シンガポールの新聞『連合早報』は13日、署名入り文章を発表し、「中日関係改善の鍵は日本側にある。日本は現在の考え方と伝統的な民族意識を乗り越える必要があり、日本が関連する立場と対中政策を修正しさえすれば、現在のような中日関係の悪化を改善できる」との姿勢を表明しました。
この文章では、「日本は第二世界大戦問題に対して表と裏が一致していない。政府が対外的に謝る一方で、首相を含めた議員や政府要人が靖国神社を何度も参拝する。また、教科書では日本の取った軍国主義を認めていない。このような矛盾する態度はかつて被害を受けた中国人に『日本は第二次世界大戦を反省していないし、軍国主義を真に否定していない』と思わせてしまっている」と指摘しています。
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