日本の中山成彬文部科学相は11日、静岡県で開かれたタウンミーティングで、日本の不名誉な歴史を極力否認し、「従軍慰安婦という言葉は、その当時なかった」と強調しました。
「朝日新聞」が12日伝えたところによりますと、中山文部科学相は歴史教科書問題について「そもそも、従軍慰安婦という言葉がその当時なかった。なかった言葉が教科書に出ていた。間違ったことが教科書からなくなったことは良かったと評価した」と述べました。
これに先立って、中山文部科学相は去年11月、いまの教科書では、慰安婦問題や強制連行問題についての内容が減ったが、これはいいことだとの見解を発表しており、こうした発言は、日本の有識者やアジア諸国の人民から強く非難されています。
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