シンガポールの中国語紙「聯合早報」は11日、中日韓の3カ国の学者が歴史書を編集することについて社説を発表し、侵略の歴史を正視するよう、日本に呼びかけました。
社説は、「この歴史書は中日韓の3カ国の数十人の学者が共に編集したもので、非常に貴重なものである。しかし残念なのは、この歴史書は日本国内でほとんどの大手出版社に拒絶され、ただ6人の職員しかいない「高文研」出版社は2万冊を印刷していた」としています。
社説は、「日本の政界要人と右翼勢力が歴史問題で世界世論の非難を受けたのは、その歴史観が人類の文明と良識に背いており、日本の指導者が今でも歴史を直視できないからである。これにより、日本の首相がたまに言い表した『謝罪』も虚偽なものだと疑われている」と強調しています。
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