初夏の北京は早くもスイカ祭りが始まっています。会場は北京の南にある大興区で、河北、山東、天津、浙江などスイカ農家300人が集まりました。最も重いスイカを決める「スイカの王様」コンテストも行われます。今年の優勝は北京の農家で、およそ27キログラムのスイカが選ばれました。

　大興は昔からスイカの栽培地として知られています。ここは砂地である上に乾燥していて、栽培に適した条件が揃い甘くて水分たっぷり、歯ごたえはシャキシャキのスイカが採れます。ここ数年、種類も豊富になりました。四角いのもの、ミニサイズのものなど、より持ちやすく、食べやすくなっています。味のレベルも安定して昔のように、美味しいスイカを選ぶのに苦労することはなくなりました。北京市民にとって、スイカは、夏の暑さをしのぐ手ごろな果物です。

1　． クイズの答え　

　māma（妈妈　お母さん）　　níhǎo（你好　こんにちは）　xízǎo（洗澡　お風呂に入る　シャワーを浴びる）　

　dìfang（地方　地方）

　2． 軽声と声調の変化　考えるより繰り返し練習して覚える

　いずれも発音しやすいように変化した発音です。辞書を調べたり、論理的に考えたりするより、これらの単語が出てくる度に繰り返し練習してリズムを覚えましょう。

　3． 間違いやすいピンイン

　ピンインの学習では、基本母音、複合母音、子音など、いろいろありました。量も多いし、混同しやすいところも多かったのではないかと思います。特に日常でよく使われる単語の中にも発音しにくい音があります。日本人の方が学習する際はローマ字の発音に惑わされないでください。ごくわずかな違いが、非常に大きな違いとなるケースは良くあるので、是非気をつけていただきたいところです。

　間違いやすいピンインだけを抜き出して整理し、ピンインしっかり覚えてしまいましょう。

　まず、zh　ch　sh　r　z　c　sの後ろに付く「i」は、発音しなかったり、弱い発音だったりします。日本の方は強めに発音してしまうようです。

　例えば、「～は～です」を表す「是」はshìで、「い」の発音は弱く、「sh」を強く発音します。「xi」との違いを意識してください。

　日「rì」も、「i」は発音しません。中国語で自己紹介するとき、必ず使う単語なので、ぜひ正しく発音できるようにしておきましょう。

　次は、「e」ですが、本来のどの奥からしぼりだす特有の音ですが、複合母音になるとシンプルに「エ」の発音になります。「ei　ie　üe　uei」があります。次の単語は日常でよく口にするものです。

　電話をかけるときの「もしもし」は「weí喂」です。「お姉さん」は「jiějie姐姐」で、「お月様」は「yuè月」で、「頑固」は「juè倔」です。

　さらに、「ia　ie　ua　uo　üe　iao　iou　uai　uei　i　u　ü」が単独で単語になるとき、表記が次のように変わります。一気に覚えるのは難しいので、少しづつ覚えましょう。

　i－yi 　

　ia－ya

　ie－ye

　iao－yao　

　iou－you

　ü－yu

　üe－yue

　u－wu

　ua－wa

　uo－wo

　uai－wai　

　uei－wei

　最後は、「ü」の前に、「y　j　q　x」が来る時、上の二つの点が消えます。たとえば、yuは「雨」で、yueは「月」で、「yü」と「yüe」といった表記はしません。しかし発音はもとのままですので注意してください。

　4． クイズ

　次の単語のピンインを正しく書いてください。

　ri　yu　wei　ye

　次の時間も引き続き間違いやすいピンインをまとめます。 （朱丹陽　吉野綾子）