これまでの「神舟任務」の中で、中国は漢方薬を活用したことある。「マース-500」の実験で、6人のボランティアは漢方医の「四診儀」医療器械で、見る、嗅ぐ、聞く、切るのことを測定し、ボランティアたちの舌、顔の様子を機械を記録して、データによる分析を行った。

　記者の取材に対し、「宇宙船内の生活状況」について、王躍さんは「550立方メートルの宇宙船内で、自分が使えるスペースはわずか3.4平方メートルで、寝室にはベッド、デスクがあり、それから壁には中国最初の宇宙飛行士の楊利偉さんのポスターが貼ってありました。飲食については、主に缶詰とドライフリーズ食品で、新鮮なものはほとんど食べられません。宇宙船内の温室で少し野菜を栽培していますが、宇宙ステーションの宇宙飛行士のように、食べ物について非常に厳しい規定があり、パン、チーズ、ジャガイモ、りんごのジュースなどばかりで、西洋料理はあまり私の好みに合いませんでした」と説明した。