謎のメニュー「サルンパ」
先日、家の近所の回転寿司店に行ったときのことです。その店はお寿司以外にも日本料理のメニューがあります。お客さんの殆どは中国人ですから日本語は理解できませんが、それでも愛嬌で、一応メニューには日本語が書いてあります。
外国人から見ると、ひらがなやカタカナは紛らわしいようで
例えば 、「わ」「お」「あ」や「ぬ」「め」そして「く」「へ」「し」、「ツ」「ソ」「リ」「り」「い」はそれぞれ見分けがつかないようです。
そこで、「わ客様」(お客様) 「ソボソ」(リボン)というような奇妙な日本語をあちらこちらで見かけます。
さて、そのメニューをめくっていくと、ある謎の料理が、、、。
「サルンパ」
一体何のことでしょうか?ちょっと陽気な南国の香りも漂うような、、、
少し妄想が膨らむネーミングですが、全く想像がつきません。
また、可愛らしくもあり、憎たらしくもある名前です。
ここはひとつ、話のタネに注文してみようかとも思いましたが、大抵こういう場合
冒険すると、ろくなことが無いと相場が決まっていますのでやめました。
幸い、よく見てみると「サルンパ」の写真が載っているではありませんか!!
この魅惑のメニューの正体は!!
「ザルソバ」
5月も下旬となり、初夏の雰囲気満点の北京。
「サルンパ」の、、、じゃなかった「ザルソバ」の「あリへソ季節」、、、じゃなかった
「おいしい季節」ですね。
丹羽麻衣子
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