
シンジ(倉重拓)の長い独白から舞台は始まる
(c)2011 TATSUO ROKUDO
人生の道に迷い、時に人を羨み、社会に不満を持ち、そして「自分」が一体何者で、何をどう歩いていいのか解らずに居る若者、シンジ。
そう、それは私たちひとりひとりの姿とも重なる。
キャストひとりひとりの役柄は作りこまれており、さまざまな紆余曲折を経るものの、ストーリーは至ってシンプル。
「憧れの珈琲店の奥さんに会いに行きたい!」
それだけだ。
バイト先で大量にじゃがいもの芽をむくことになるシンジ
先輩のマー君(川邊誠)に駆け寄る
(c)2011 TATSUO ROKUDO
しかし私たち観客は、そんなシンプルなストーリーとは裏腹に、舞台の始めから終わりまで頭の片隅にクエスチョンマークを抱き続けさせられることになる。
舞台の幕開けで観客らが感じる「なんだ、なんだ?何が始まった?」という疑問は、舞台の最後まで続く。
川邊誠(マー君役):アメリカ留学を経て、北京にたどりついてからは会社経営に携わるが、2009年にバーJIPANGUを友人らと開業。その傍らで北京日本人化の常任理事を務め、ナレーションやコラムの執筆などにも携わる。
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