法定の休日

元日（1月1日）。中国の元日は、特別な祝賀行事はありません。一般的に1日から3日まで3日間の休暇となります（土日の振り替え休日を含む）。

 

春節。旧暦1月の1日から7日までは、法定の休日です（土日の振り替え休日を含む）。旧暦正月の具体的な期日は年毎に異なります。普通は1月末から2月中旬の間です。春節は、全国各民族人民のもっとも盛大な祝祭日です。

 

5月1日のメーデーも、法定の休日です。一般的に1日から7日までの7日間の休暇となります（土日の振り替え休日を含む）。

 

国慶節（10月1日）。建国記念日は、春節に次ぐ賑やかな祝祭日です。一般的に1日から7日まで7日間の休暇となります（土日の振り替え休日を含む）。

 

以上四つの祝祭日は、国家が規定した公民全体の休日です。

 

“ゴールデンウィーク”

中国各階層の人々は、メーデーの期間（5月の1日から7日まで）と国慶節の期間（10月の1日から7日まで）、7日間の休暇を楽しむことになります。7日間の休暇は、“ゴールデンウィーク”と称されます。“ゴールデンウィーク”は、異なる人にとって異なる意義があります。

 

大多数の人にとって、メーデーの休暇はリラックスの期間です。普段は学習や仕事に追われ、生活が慌しいので、多くの人は7日間の休暇を利用して心身をリラックスさせます。

 

かなり多くの人が旅行に出かけます。マイカー族にとっては、家族旅行が大きな楽しみとなっています。故郷を離れている人は、故郷に帰ってでゆっくり休んだり、両親と団欒したりします。一部の大学生は、この機会にセールスなどのアルバイトをします。仕事と学習の必要から、充電する人もいます。充電する人は、家で勉強したり、研修班に通ったりします。

 

中国で生活する外国人が多くなった現在、メーデーのゴールデンウィークに中国旅行を楽しむ外国人も増えてきました。