文献考証によると、魏公村は元代にはすでにあり、明、清時代そして今へと続いています。でも、明、清の時代は畏吾村と呼ばれていました。魏公村の成り立ちは、古代ウイグル人と深く関係しています。元代、フビライの腹心で丞相だった古代ウイグル人の蒙速思は、死後、現在の魏公村付近に葬られました。その後一族も同じ地に葬られ、次第にここは一族の墓地へとなり、規模が広がっていきました。やがて、その周りに古代ウイグル人が住み着き、畏吾村へとなったのです。民国時代に入り、人々の考えも変わり市内の古い呼び名も変更され、最終的に魏公村となりました。
観光スポット ーー大慧寺
大慧寺は1513年に建てられすでに500年の歴史があります。境内には、銅製の仏像があるため、「大仏寺」とも呼ばれています。大悲殿には、明代の3大芸術があります。建築、彩色された塑像、絵画です。これらは今もなお鑑賞価値と芸術的魅力を持っています。このほか大殿の東、北、西の三方の壁に前には28体の仏教を守る神像があります。1957年に北京市の重要文化財に指定されました。
中央民族大学民族博物館
中央民族大学民族博物館は、1952年に創建された民族学専門の博物館です。また中国で唯一の台湾高山族の博物館でもあります。
入館料:10元/人
入館時間:午前8:30~11:30 午後14:00~17:00
休館日:毎週の水曜と金曜の午後。祝日、夏休み、冬休み期間。
場所:中央民族大学内(西南角)
グルメ
民族大学美食街
中央民族大学北側の魏公村付近には、蒙古、タイ、朝鮮など多くの少数民族の特色をもったレストランが集中しています。このほか、軽食のお店も数多く、多くの人が訪れます。シシカバブから、焼き鳥、スープ、ヨーグルト、抹茶プリンなど、様々な食べものが楽しめます。
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