京報館旧跡(京报馆旧址)

　京報館は魏染胡同にあります。聞くところによれば、20世紀の20年代にあった新聞社の中で最も有名だったのが邵飄萍が創設した京報館でした。邵飄萍(1886～1926)は、中国の新聞事業の先駆者で、『京報』を創刊した人物です。門の上に掲げられた「京報館」の3文字は邵飄萍自身の筆によるものです。また京報館の南側には邵飄萍の旧居があります。

　法源寺

　法源寺は北京市内に現存する悠久の歴史をもつ古寺です。645年に建設が始まりました。このお寺はライラックの花が鑑賞できることでも知られ、1914年にはここで「100人ライラックの花詩会」が催されたそうです。文学史上にも顔をのぞかせているお寺です。

　遊び

　湖広会館（湖广会馆）

　1807年に建てられた中国の伝統的な劇場です。元々は湖南、湖北の会館で、当時は政治と文化活動の中心でした。1912年、孫文がここで政治演説を行ったり、国民党成立の大会が行われたこともあります。また有名な京劇役者、梅欄芳もこの舞台にあがり、素晴らしい演技を披露しました。現在もここは京劇看鑑賞の人気スポットです。