地下鉄4号線
4号線は、北京と香港の共同投資で作られた地下鉄です。官と民がパートナーを組んで事業に取り組む(パブリックプライベートパートナーシップ)形式で建設されました。設置された24駅のうち10駅が乗り換え駅であり、北京市内西側の重要な交通手段となっています。
北京南駅駅(北京南站站)
「駅」の文字が2つ並んでいるのは、鉄道の北京南駅の最寄駅のためです。北京南駅は北京と天津を結ぶ高速鉄道の発着駅です。2008年8月1日に運行を開始しました。そして北京と上海を結ぶ京濾高速鉄道の出発駅でもあります。現在の北京南駅は1958年に建設された永定門駅が改修されたものです。
北京南駅からほど近い場所にあった永定門は北京の旧市街の南端の目印となった建築であり、また南の大門でもありました。明と清の時代に7つあった門の中でも最大だった永定門は1957年に取り壊されました。
観光スポット
北京新南駅(北京新南站)
"アジア一"と言われる新南駅は、その外観、内部構造をみてもこれまでの伝統的な鉄道の駅からはかけ離れ、どちらかというと空港に近いです。空から眺めるとまるで巨大なUFOのようなこの駅は2008年に運行を開始しました。北京と天津を結ぶ京津鉄道の出発駅です。現在、乗り入れている地下鉄路線は4号線のみですが、将来は14号線とも連結する予定です。
永定門(永定门)
永定門から鐘楼、鼓楼までは全長7.8キロメートルあり、北京の中軸でした。そして世界で現存する最も長い中軸線であり、北京の秩序だった美しい街の設計はこの中軸が生み出したものです。しかし、中軸の南端にあった永定門は1957年に取り壊されました。
2004年に城壁の上につくられたやぐらが再建されました。
アクセス:南駅から20番のバスに乗車、永定門内駅下車、徒歩160メートル。
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