■悪夢よさらば! 優しいコーチと道具のおかげ
〜雪と氷の黒龍江・冬の旅 第五日 12月23日
ヤブリ国際放送センター
ヤブリでは世界レベルのスキー大会も開かれるため、競技施設の他、中継施設もつくられている。今日の午前中は、その一つ、ヤブリ国際放送センターを見学した。
放送センターらしくロビーにはテレビがずらりと並ぶ
オフシーズンに活躍する大会議場
玄関を入ると、ロビーにテレビモニタがずらっと並んでいるのが、いかにも放送センターらしい。経営しているのは黒竜江テレビ局なのだが、プレジデントルームや大会議場、スパやKTVもある立派なリゾートホテルで、中継業務がないときは、普通のホテルとして営業しているという。
ヤブリ・スキー場
午後、私たちもスキーを体験することになった。私は、15年前のトラウマから、スキーには非常に抵抗があったが、他の人たちが喜んで支度をしている横で、自分だけ脱落する勇気もなく渋々ついて行ったのだ。
マンツーマンでコーチが付く
スコットランド人記者のダンカンさん さすがスキーはお手のもの
スキー場では、スキーや靴はもちろん、ウエアや手袋も貸してくれるので、何の準備もいらない。それに、昔に比べると服や道具が非常に進歩していて、初心者でも何となくカッコがつくし、零下20度近いのに寒さも余り感じなかった。しかも、マンツーマンでコーチがついてくれて、手取り足取り指導してくれる。おかげで、最初は、おっかなびっくり、おずおずと滑り始めた私たちも、やがてはゲレンデに出て、コーチに助けてもらいながら、コースを上から下まで滑れるまでになった。私も、まだ楽しむところまではいかないが、かつての悪夢が少し軽くなったような気がした。
すべての装備とコーチ付きで、値段は2時間500元ほどだという。スキー好きの人はもちろん、ちょっと寄ってみてスキーを体験するにも良いところだと思った。
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |