大望路駅

　この駅は、2000年に設置された駅で比較的新しい駅です。建設当初は、｢八王坟駅｣と名づけられましたが、｢坟｣が塚や墓を表すことから、この名前はふさわしくないということで、朝陽区西部の地名の｢大望路｣をとって、改称されました。ですから、｢八王坟｣と｢大望路｣は実は同じ場所を指します。バスの駅の名前は、｢八王坟｣で、地下鉄の駅は｢大望路｣となっているのです。

　歴史をひもとくと、この場所には清王朝の初代皇帝ヌルハチの息子、英親王の墓があったそうです。しかし、現在この場所は、開発がすすみ、オフィスビルやショッピングモース、デパートが立ち並び北京の今を現す、にぎやかな場所へと様変わりしています。

　観光スポット ー SOHO現代城

　ここは、オフィスビル、商業店舗、マンションが1つになったエリアです。各建物は、カラフルな色で彩られ、それまでグレー一色だった北京に、新たな色彩を加えました。現在では北京市内に数多くあるSOHOですが、ここが第1号です。
　アクセス：地下鉄B出口出てすぐ。

　グルメ ー 茶馬古道(茶马古道)

　雲南料理のレストラン。中国の現代画家がプロデュースしたお店としても有名です。アーティスティックな空間で新鮮な素材を使った雲南の独特な料理が楽しめます。
　アクセス：地下鉄B出口より出て、SOHO現代城中。

　ショッピング ー 新光天地デパート

　中国で最大の面積をほこる高級デパート。国内ブランドだけではなく、海外の有名ブランドが入っています。レストランやカフェも豊富。地下にある食料品売り場は、有機野菜や輸入チーズなど、入手しにくい食材が手に入ります。中国各地の特産品も取り扱っているので、お土産を買うのにも便利です。
　アクセス：地下鉄の駅と地下道で連結。