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2つの顔を持つ西安~古都から近未来都市へ~

2010-06-07 17:34:20     cri    

兵馬俑

 この写真をご覧戴こう。何だかご存知だろうか?これが何という名前であるとか、どこの都市にあるとか、何の為に作られたとか全く知らなくても、写真くらいはどこかで見たことがあるだろう。正解は中国の西側内陸部、陝西省西安に有る「兵馬俑」である。これは秦の始皇帝陵の一部であり、始皇帝の没後、皇帝を守る為に造られ埋葬されたとされている。

 西安はかつての唐の時代の都「長安」であり、シルクロードの出発点である。「兵馬俑」のほかにも、中国のいにしえの香りを満喫するには十分な名所旧跡が揃っている。

 しかし、この古都西安は今、水と緑が融合した超近代都市へと変貌を遂げようとしている。

 2010年5月28日から6月1日の日程で、外国人記者による西安視察が行われた。CRI中国国際放送局からはアメリカ、イタリア、スペイン、トルコ、日本等など11か国から記者が参加した。西安では2011年4月28日から10月22まで世界園芸博覧会が開催される。これは中国の西部地域で開催される初めての超大型国際イベントで100を超える中国内外の地域と機構が参加し、来場者は1200万人を見込んでいる。

 今回の現地の視察では、そのシンボルとなる長安タワーの骨組みと、急ピッチで進む工事の様子しか見られなかったが、うず高く積まれた土砂と広大な敷地が美しく近代的な博覧会会場に生まれ変わると思うと期待で胸が高なった。

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