健康ブラックリストの第一番目はコーヒーやお茶を飲みすぎることです。適量のコーヒーやお茶は、体によいのですが、多量に飲むと、胃腸を刺激し、睡眠にも影響します。
ハリウッドの映画やドラマの中では、大きなコーヒーコップを持っている主人公をよく見かけますね。いつの間にか、お茶の歴史が長い中国でも、コーヒーを飲むのが流行るようになりました。特に若いOL、サラリーマンの中で、コーヒーを飲むことが格好いいライフスタイルと見られているそうです。しかし、毎日どれくらいの量のコーヒーを飲むと健康に一番よいのか、これに関する研究はまだ結論が出ていません。コーヒーに対する反応は人によって違います。小さなコーヒーカップで飲むコーヒーによって緊張する人もいれば、10杯飲んでも簡単に眠れる人もいます。コーヒーと健康との関係は、いまだに明確な論拠がなく、専門家は人によって作用が異なると見ています。
また、お茶についてですが、お茶には、緑茶、紅茶とウーロン茶があります。この三つのお茶の性質は違うので、飲む人の体質によって、飲み分けるほうがいいのです。緑茶は体を冷やす寒涼性、紅茶は体を温める温熱性、ウーロン茶はその中間にあたる平性の性質があるからです。そして、お茶を飲む時には、適量を飲むようにすることが重要です。もし、お茶を飲むのでしたら、ウーロン茶がお勧めです。性質が緩やかで、きつくないからです。
健康ブラックリストの第二番目は、熱いものを食べることです。よく熱いうちに食べてくださいと言われますが、実は、熱いものは腸によくないのです。体温に近い食べ物をよく食べれば、胃腸を助け、健康によいのです。
食べ物が胃腸に入るには、口と食道が通り道となります。しかし、熱い食べ物を食べると、口の中の粘膜を痛めたり、ただれさせたり、出血が起きやすくなります。そして、繰り返し刺激すると、癌になる可能性もあります。ですから、熱い食べ物や飲み物をよく食べたり飲んだりする人は口腔癌や食道癌になるリスクが高いのです。
40歳以降の人は、舌がぴりぴりするもの、辛いもの、熱いものをなるべく控えるようにしましょう。そうしないと、口の中に白斑が出来たり、口腔癌になる危険性がありますから。これらの食べ物を繰り返し食べて口の中を絶えず刺激していると、癌になる可能性が高くなるのです。
ですから、40歳を過ぎて、もし口の中に白い斑ができたり、粘膜にざらざらしているところがあれば、ぜひ早めに病院に行って検査を受けてみてください。
健康ブラックリストの第三番目は、朝、目が覚めてすぐ起きることです。
朝、目が覚めてすぐに起きると、血圧が急に変動し、高血圧、脳卒中になる可能性があります。そのまま30秒ぐらい横になり、両手両足や頭を軽く動かしてから起きるようにしましょう。
そして血管への圧力を和らげるため、別のやり方も試してください。起きたときに、まずベッドに30秒ぐらい座ります。そして、ベッドのそばに30秒ぐらい立ってから、次ぎの動作に移ります。そうすると、体の器官が徐々に慣れてきて、血管への圧迫も少なくなります。また、心拍の安定にもよいのです。(ooeiei)
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