ポルトガルからのネビスさんは24歳で、「雪児」という中国人の名前をつけています。2007年末、遼寧バレエ団に入りました。このバレエ団に入ることにしたきっかけは、2007年香港で行われたコンテストで、遼寧から来たダンサーの演出が非常に気に入ったことです。

　1年間の努力が実って、ネビスさんは多くの国際コンクールで賞を取り、「私は多くの友人が出来ました。中国語もだんだん話せるようになりました。気楽に町をぶらぶらしたり、映画を見ています。友人のパーティーにも参加したり、グルメを楽しんだりしています。とても楽しいです」と述べていました。

　バレエ団としては、この二人の外国人ダンサーに出来るだけ多くのチャンスルを提供するように努めています。そして、中国の団員たちが、二人とよく交流し、二人の中国文化の理解に協力することを心がけています。

　二人の外国人ダンサーについて、バレエ団の曲汁嬌副団長は「まもなく全国の巡回が始まります。二人は中国の『二泉に入る月』に参加します。そして、クラシックのバレエ劇にも参加します。また、アメリカや日本も訪問することになっています」と強調しました。（朱丹陽）