遼寧バレエ団は、中国の有数なバレエ団です。西欧のクラシックの演目を重んじ、この面で優れた成績を収めています。ここ数年、海外だけでなく、中国のストーリーを演目にすることにも力を入れています。たとえば、広く親しまれている「バタフライ」、「二泉に入る月」、「ラストエンぺラ」などです。そのうちの「二泉に入る月」と「ラストエンぺラ」は、内外の多くのコンテストで賞を獲得しています。
遼寧バレエ団は、多くの優秀なダンサーを育てました。バレエ団の実力は世界に認められており、海外のダンサーを引き付けています。今、二人の海外のダンサーが契約をしています。
十数人のダンサーが「ラストエンペラ」という演目を練習しています。その中に、日本人のマコさんとポルトガル人のネビスさんも入っています。
マコさんは、今年20歳で、母親が日本で舞踊学校の校長をしています。マコさんは中国文化が好きな上、中国のバレエにも憧れています。数年前から、中国進出を目指していますが、遼寧、上海、北京にあるバレエ団を見てから、2009年初め、遼寧バレエ団と契約することにしました。今の心境について、マコさんは、「とても勉強になっています。仕事の量が多いから、好きなんです。仲間たちも優しくしてくれています。彼らとうまくやっています。ダンサーとして、絶えず自分のレベルを高めて、できるだけ長く舞台にいたいです」と話していました。
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