世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は28日声明を発表し、アジアインフラ投資銀行（AIIB）の創設メンバー国が『アジアインフラ投資銀行協定』を締結したことに歓迎の意を示し、AIIBの順調な活動展開のために中国やその他メンバーと協力していく意向を示しました。

　キム総裁は「新興市場の国々と低所得国はインフラ投資が毎年1兆から1兆5000億ドル不足している。ただ1つの機構でこれほど大きい需要を満たすことはできない」と述べた上で、「世界銀行とAIIBは共同の目標を抱える。すなわち極端な貧困を撲滅することだ。世界銀行はAIIBやその他の機構とともに巨大なインフラ投資の需要を満足させ、貧困を撲滅し、不平等を減らし、共同の繁栄を促していく」と表明しました。（Mou）暮らし・経済へ