アメリカの中国問題専門家であるカーネギー国際平和基金のパール副総裁は今月23日と24日にワシントンで開催される中国とアメリカとの第7回戦略と経済対話、第6回人文交流ハイレベル協議について、「両国の相違点を薄めることができるだろう」と明らかにしました。

　中国の習近平国家主席は今年9月、アメリカを公式訪問する予定です。パール副総裁は「今回の対話と協議は、9月の首脳会談において成果が確実に生まれるよう、模索する」としたうえで、「対話と協議がスケジュール通りに行われることは、両国関係が『健全化に向かっている』証だ」と述べました。

　また、今回の対話と協議の主な議題について、「南海問題やサイバー安全対策、投資協定、軍が空中遭遇した場合の安全行動準則交渉などが注目される」と指摘しています。（白、山下）国際・交流へ