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 日本憲法学者、安保法制の違憲性を指摘し撤回求める

2015-06-16 16:11:36     cri    
  衆議院憲法審査会に参考人として呼ばれた憲法学者の早稲田大学の長谷部恭男教授と慶應義塾大学の小林節名誉教授は15日に日本記者クラブで会見し、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について、憲法違反との見解を改めて主張し、撤回を求めました。

小林節教授

 小林氏は、「新安保法制は、法的にも政治的にも経済的にも愚策だ」と述べ、「憲法を無視した政治を行おうとする以上、独裁の始まりだ」と安倍政権を痛烈に批判しました。

長谷部恭男教授

 長谷部氏は、集団的自衛権行使の違憲性について、「2014年7月1日の閣議決定は、合憲性を基礎づけようとする論理が破綻しているし、自衛隊の活動範囲についての法的安定性を大きく揺るがすものだ。日本の安全保障に貢献するかも極めて疑わしい」と指摘し、憲法上「重大な欠陥を含む」として、与党に法案の撤回を求めました。(文・写真:李軼豪)国際・交流へ

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