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 フィリピン大統領が訪日、狙いは「軍装備」か

2015-06-03 15:46:30     cri    

 フィリピンのアキノ大統領が2日、日本訪問を開始しました。日本メディアによりますと、アキノ大統領は訪問中、安倍晋三首相と会談し、両国の武器輸出を含む安全保障の協力分野について話し合う予定です。

 フィリピン海軍の関係者によりますと、フィリピンは日本に対し、対潜哨戒機「P3C」やレーダーなど、供与を希望する装備品のリストをすでに提示しているということです。

 これについて、政治アナリストは「日本は密かに南海地域に目を向けており、武器の輸出を通じ、いわゆる海上航路の安全を確保しようとしている。これは日本と周辺国との関係に影響をもたらすだろう」と分析しています。また、フィリピンなどの国は安全保障問題で日本の力を借りようとしており、日本もこれらの国と連携して南海問題に介入し、南海情勢をかく乱しようとしているとの見方も出ています。日本がフィリピンなど南海地域の諸国に武器を輸出することになれば、地域の緊張が深刻化するに違いないといわれています。(鵬、山下)国際・交流へ

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