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 中国外務省、フィリピンの挑発行為を批判

2015-05-15 19:44:18     cri    
 中国外務省の華春瑩報道官は15日の記者会見で、「現在、南海地域の情勢は全体として安定している。フィリピンがこの地域の国々の共通利益を無視して争いを複雑化させ、拡大化させる挑発行為を絶えず行っている。これでフィリピンが他人の威を借りることが十分明らかとなった。中国は主権と海洋権益を揺るぎなく維持していく」と述べました。

 アメリカが艦艇と航空機を南海の島と礁付近へ派遣することを考えていると述べたことに応じて、フィリピン軍のカタパング参謀総長はこのほど、歓迎の意を表した上で、「フィリピン軍がアメリカの行動に参加する可能性を排除しない」と述べました。

 これに対し、華春瑩報道官は「フィリピンは一部の国の一部の人と唱和して、中国の脅威を大げさに言い、地域情勢の緊張した雰囲気を作り上げている。現在、南海地域の情勢は全体として安定している。中国は大多数のASEAN諸国と共に南海問題を処理し、南海航行の自由と世界の平和と安定を維持することに尽力している」と述べました。(玉華、林)国際・交流へ

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