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 「北京市喫煙管理条例」施行、個人罰金最高200元

2015-06-01 14:38:01     cri    

 「北京市喫煙管理条例」が6月1日に施行されました。この条例によって公共の場所や仕事場などの室内および公共交通機関内での喫煙が禁止されたほか、幼稚園や小中学校、文化財管理部門、グラウンド、児童病院などを含む公共施設では室外でも喫煙が禁止されました。

 この条例は北京市第14回人民代表大会常務委員会第15回会議で2014年11月28日に採択されました。条例に違反した個人に対しては最高200元の罰金、違反した部門に対しては最高1万元の罰金が科され、施行から3カ月の間は取締りが強化されます。

 ここ数日、喫煙禁止に関するプロモーションビデオ が北京市地下鉄の駅構内で繰り返し放送されています。5月30日には、北京国家体育場(愛称『鳥の巣』)に禁煙マークの大きな垂れ幕が掛けられました。条例が施行された6月1日、北京首都国際空港の3つのターミナルビルの室内にあった計14の喫煙室が全て閉鎖され、喫煙は室外に限られました。北京市内の600カ所余りの公共バスターミナルでは、人が集まる場所や歩道から離れた場所に露天の喫煙エリアが設けられます。地下鉄駅構内と車両の中では喫煙が禁止され、駅の入口や駅構内、トイレなどに禁煙のマークが貼られています。

 また、この条例により、北京市ではラジオ、映画、テレビ、移動通信、インターネットなどの媒介を通してタバコのコマーシャルを直接または間接的に流すことが禁止されるほか、公共の場所と公共の交通機関にタバコの広告を設置することが禁止され、屋外にタバコの広告を設置することも禁止されます。(玉華、小山)暮らし・経済へ

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