アメリカ国務院のラッセル国務次官補は現地時間13日、南海問題に対応するための主要な手段は「依然として外交手段だ」と話しました。
ラッセル国務次官補は13日、アメリカ上院議会で開かれた公聴会に出席し、アメリカの南海と東海における戦略について「アメリカのアジア太平洋地域におけるリバランス政策の核心は、当地域の開放、包容、繁栄を確保することであり、平和的な外交手段を通じて当地域の領土と海上紛争を解決することはアメリカの既存の利益に合致している」と話しました。
ラッセル国務次官補は、東海問題について「アメリカは中国と日本の間で危機管理メカニズムについて対話することを歓迎し、対話により当地域に更なる平和と安定した環境が作り出されることを期待している」としました。
続けて南海問題に関し「アメリカは引き続き活発で建設的な役割を果たし、問題解決の主要手段となる外交を通して、各方面と積極的に接触している。アメリカは、各方面および他国が情報を更に共有し、協調することを期待している」と話しました。
また、アメリカと中国の軍事関係については「アメリカは、両国の軍事協力を通じて中国を理解し、透明性ある発展を推し進めている」と述べました。(劉叡、小山)国際・交流へ
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