アメリカ大統領経済諮問委員会のファーマン委員長は8日、「人民元の為替改革はこの数年で進展を得た」と述べました。
ファーマン委員長は同日、アメリカのシンクタンク・ブルッキングス研究所で演説し、「人民元の実質実効為替レートは2010年から約30%上昇した。中国の経常黒字のGDP対する比率は2007年は10%だったが、2014年には2.1%にまで下がってきた」と指摘したうえで、「アメリカとしては、中国が人民元為替の市場化改革に関する約束を守るよう促していく」と述べました。
業界の見方では、中国経済は依然として下ぶれ圧力に直面しており、世界の通貨政策もドルに有利なことから、人民元の一方的な上昇が終わり、双方向の変動が激しくなるとみています。(鵬、山下)国際・交流へ
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