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 国際世論が習主席のロシア訪問を評価

2015-05-11 14:03:17     cri    

 習近平国家主席が8日から10日までロシアを訪問し、ロシアの大祖国戦争勝利70周年の記念式典に出席したことに、国際社会が注目しました。

 ロシアの科学院極東研究所のアンドレ・オスロフスキー副所長は、今後、ロシアと中国は各分野における協力が期待できるとし、両国の協力によって当該地域ひいては上海協力機構やユーラシア経済連合の加盟メンバーの共同発展が促進されるだろうとの考えを述べました。

 ロシア諸民族友好大学のYuri Tavrovsky教授は「ロシアと中国が共に世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念することは世界に明確なシグナルを発信した。それは第二次世界大戦の成果を改ざんするいかなる企みに両国が反対することと、ロシアと中国の第二次世界大戦の勝利に対する貢献をけなすいかなる企みに両国が反対することだ」と述べました。

 韓国KBSの報道では、中国とロシアの首脳がユーラシア経済連合と「シルクロード経済帯」構想の協力推進で見解の一致を見せたことで、双方の経済協力がより推進されるに違いないとしました。

 韓国東北アジア歴史財団の車在福首席研究員は「習近平国家主席が今回ロシアの大祖国戦争勝利70周年記念式典に出席したことと、中国人民解放軍の儀仗隊が閲兵式に参加したことは両国のハイレベルな関係を表すもので、今後、この関係はより実務的で全面的に推進されるだろう」と見ています。

 フランスのパリ第八大学の地政学者ピエール・ピカール博士は「ユーラシア経済連合と『シルクロード経済帯』構想の結びつきによって、地域経済の持続的で安定した成長の推進、地域経済の一体化の強化、地域の平和と発展の維持が推進されるだろう」とし、これは中国とロシアの関係の安定と両国の世界平和を維持する共通の願いを表したとの考えを示しました。

 シンガポールの第二次世界大戦歴史研究所の韓山元副会長は「中国の世界反ファシズム戦争における役割を客観的に評価すべきだ」としました。

 インドネシアASEAN南洋基金会のバンバン・スルヨノ会長は「習近平国家主席がロシアの大祖国戦争勝利70周年記念式典に出席したことは、中国が第二次世界大戦における多大な貢献と犠牲を世界の人々に知ってもらい、中国とロシアが世界反ファシズム戦争勝利の成果を守る上で共通の立場を表すもので、世界における正義の推進、耐えることなく芽生える軍国主義思想に打撃を加える点で重要な意義がある」と述べました。(ヒガシ、高橋敬)

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