中国国民党の朱立倫主席は中国大陸部での訪問を終え、5日未明、台湾に戻りました。朱主席は「次の世代や両岸関係のために努力し続けることが国民党主席としての責任だ」と決意を述べました。

　朱主席は5日台湾の桃園空港でインタビューを受け「台湾島内の一部の人がいろいろな手段を使って今回の大陸訪問について中傷したりデマを飛ばしたりしていたが、国民党の主席として、台湾の次の世代や両岸関係のために引き続き努力し、平和と協力を求めなければならない」と決意を述べ、さらに「あらゆる困難を乗り越え、両岸関係を推し進めていきたい」と期待を寄せました。

　朱主席は3日、上海で開かれた第10回両岸経済貿易文化フォーラムに出席し、各界の人々と共に、両岸関係の発展やフォーラムの前景などについて多くの政策的提案を出しました。4日には、中国共産党の習近平総書記との会談をはじめ、孫文の衣冠が埋められたお墓の参拝や北京大学の学生や教員との座談会への参加などの活動をしました。（05/05　Lin,　小山）