中国の李克強首相は27日午後、北京の中南海紫光閣で中央文史研究館館員でもある香港大学の饒宗頤教授と会見しました。

　李首相はその中、饒宗頤教授百歳芸術展の国家博物館での開催に祝賀の意を表した上で「100歳を迎えた饒教授は依然国家の発展に関心を寄せており、学術活動を続け芸術の創作も成果を収めており、香港特別行政区の誇りだ」と述べました。

　また、「文化は民族の血脈と魂だ。中華文化を継承発揚し、中華民族の精神の花園を共に構築することは、国内外の中国人の共同の願いだ」と強調した上で、「饒教授が引き続き国家文化の建設に提案を提出し、香港と内地、中国と世界の人的交流に新しい貢献をするよう望んでいる」と話しました。（万、KOKUSEI）