ASEAN・東南アジア諸国連合首脳会議が中国の南海島嶼の建設に関心を示す声明を発表するだろうという質問に対して、中国外務省の洪磊報道官は27日、北京での記者会見で「南海島嶼の建設が中国の主権範囲内のことで、情理にかない、合法的なものだ。一部の国が自らの利益を考えて、それとなく中国を誹謗したり中傷したりする他、中国とASEAN・東南アジア諸国連合との関係に水を差そうとしている。これに対し、中国は断固反対する」という立場を表明しました。

　洪報道官は「中国は地域の平和を維持する確固たる力で、『双軌思路（２本レールの構想）』を通して南海問題を解決することに努めていく。関係国は中国と共に、同じ方向に向かって歩き、南海地域の平和と安定を共同で維持することを期待している」と述べました。（万、KOKUSEI）