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 駐米中国大使「中国の南海活動は同海域の安定維持に有利」

2015-04-17 12:16:26     cri    

 中国の崔天凱駐米大使は現地時間の16日、ワシントンで開かれた中国南海研究院の主催による中米国際安全保障協力シンポジウムで基調演説を行い、南海問題について中国側の立場を全面的に説明しました。

 崔大使はその中で「中国が南海で建設活動を強化することは、南海の安全、安定および航行の自由を維持することの一助となる。中国に合法的な権益を放棄させ、一部のある方面が出している不当な要求を飲ませようとすることは、いかにも不公平だ」と指摘しました。

 崔大使はさらに「中国の南海問題における立場は明確で一貫したものだ。これはこれまでの数十年変わっておらず、今後も変わることはない。私たちは断固として自身の主権と海洋権益を守ると同時に、自制心を保っている。いかなる者も、いわゆる『現状』という言葉で不当な要求を一方的に中国に押し付けたり、なんら責任を負わずに中国の主権を侵し続けるという空想をやめるべきだ」と話しました。

 崔大使はまた「中国は外交による対話と交渉を通じて、南海におけるトラブルの平和的解決に取り組んでいる。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々は地域の全体的な繁栄と安定維持の面で幅広い利益を共有している。これによって、われわれを結び付ける絆は、生じ得るトラブルより遥かに強いものになっている」と強調しました。(洋、小山)国際・交流へ

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