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 外務省、フィリピン大統領の中国批判の言論を論破

2015-04-15 21:29:00     cri    

 中国外務省の洪磊報道官は15日、北京で行われた定例記者会見で「中国はフィリピン側に中国の領土と主権をしっかり尊重し、両国関係と地域の平和安定に役立つことを多くするよう求める」と表明しました。

 フィリピンのアキノ大統領は14日、中国が南海の主権を有すると表明していることについて「(その行動は)各国に恐怖を与えており、中国の埋め立て活動は国際航路と漁業活動の安全を脅かしている」とし、「中国は、フィリピンを始め、中国と領土主権について係争関係にあるアジア諸国と軍事衝突を起こす意思はないものの、その可能性も排除できない」という見方を示しました。

 これに対して、洪報道官は「フィリピンの非難はまったく根拠のないものだ。中国の南海問題における立場は一貫しており、明確だ。関連の係争に対して、中国は当事国が歴史的事実と国際法を尊重することを基礎に、協議による解決を図ることを主張している。中国はこれからも東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と共に南海の平和と安定の維持のために力を尽くしていく」と表明しました。

 また、「中国は、フィリピンに対し中国の領土と主権をしっかりと尊重し、両国間の政治文書と『南海各方面行動宣言』での約束を守り、直接交渉による食い違いの解決という正しい軌道に戻り、両国関係と地域の平和安定に役立つことを多くするよう求める」と話しました。(Yan、小山)

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