国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は9日、不安が続くイエメン情勢について、「国連が中心となって交渉することが、イエメンの危機を打開する最善策だ」と話しました。
パン事務総長は「領土を占拠し、合法政権の権威を弱めようとするイエメン反体制派のフーシ派らの企みは、安保理決議や国連が進める政治プロセスにおける約束に違反している」と批判しました。そのうえで、「国連が中心となった交渉をおこなうことが、国の団結と領土の保全を維持するための最も良い機会となる。関係する勢力は重要な問題において意見の違いがあるものの、一部の問題は解決できた。今は早急に交渉のテーブルに再びつくべき時だ」と強調しました。(ミン・イヒョウ 山下) 国際・交流へ
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