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中国の李克強首相は26日午後、北京の人民大会堂でボアオ・アジアフォーラム2015年次総会に出席するため中国を訪問中のアルメニアのサルキシャン大統領、オーストリアのフィッシャー大統領、スリランカのシリセナ大統領とそれぞれ会談しました。
李首相はサルキシャン大統領と会談した際、「中国は多くの分野で先進の余った生産能力があり、インフラ施設建設において豊富な経験があり、装備のコストパフォーマンスが高い。中国はアルメニアと鉄道、道路、原子力発電、電力などの分野における協力を展開したい」と述べました。
サルキシャン大統領は、「中国企業の投資を歓迎する。道路、原子力発電などのインフラ施設のほか、鉱業採掘への参与も期待している」と述べました。
また、フィッシャー大統領と会談した際、李首相は、「オーストリアと環境保護、新エネルギー、再生可能資源、農業、科学技術などの分野において新たな協力を展開し、金融、民用航空の協力水準を向上させたい」と述べました。
フィッシャー大統領は、「上述の分野で中国と協力を強化する一方で、アジアインフラ投資銀行の設立に積極的な姿勢を持っており、中国資本の銀行の業務展開も歓迎する」と述べました。
さらにシリセナ大統領と会談した際、李首相は、「中国とスリランカの協力は互恵ウィンウィンの基礎に基づき、東アジアや南アジアの発展と繁栄にプラスとなる。中国企業の対スリランカ投資を引き続き奨励し、インフラ施設や大型工業プロジェクトの建設に参与し、スリランカの工業化水準の向上を助け、地元の発展と就業につながるようにしたい」と述べました。
シリセナ大統領は、「スリランカへの貴重な長期的支援に感謝している。対中友好はスリランカ政府の一貫した政策である。両国の友好協力関係をさらに発展させ、スリランカへの投資を拡大し、国際事務における交流と協力を強化していきたい」と述べました。(ooeiei、林)
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