全国政治協商会議の委員で、アメリカ駐在の崔天凱中国大使は5 日、北京で取材を受けた際「習近平国家主席の訪米が、今年の中米関係の発展において最も重要となる」と述べました。
習主席の訪問が7カ月前に両国政府に確認されたことについて、崔大使は「双方が今回の訪問の重要性をしっかりと把握し、訪問の円満な成功に期待しているため、充分な準備時間を確保した」と示しました。
また、「中米両国の関係が様々な分野に及ぶと同時に、複雑な面もあるため、ハイレベルの交流に頼ることが多い。特に、両国の最高指導者が充分な交流と意思疎通を行い、政治上で牽引を果たす必要がある」と述べました。
新しい大国関係の構築について、崔大使は「相互の信頼が十分でなく、実際の利益に対する認識に差があることは両国が直面している最大の難題だ。協調を通じた協力ウィンウィンの関係を守ることが非常に重要であり、一種の挑戦でもある」と述べました。
南海問題や釣魚島などの問題が中米関係の未来に影響を与えるかどうかについて、崔大使は「これらはアメリカとは関係がなく、中米関係の発展に関わる問題でもない」という考えを表明しました。(万、林)
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