春節(旧正月)の大型連休が終わりに近づき、春節期間中のオンラインお年玉合戦が最終段階を迎えています。「オンラインお年玉」とはSNSのオンライン決済を通じて友人や親戚などに"お年玉"を配ることのできるサービスです。
騰訊(テンセント)社が24日に発表したデータによりますと、大晦日の18日から旧正月5日に当たる23日まで、当社傘下のSNS型コミュニケーションアプリ「微信(WeChat)」を利用したオンラインお年玉の送受信量は32億7千万回に上り、そのうち、18日の大晦日はピークを迎え、10億1千万回に達したということです。
今年のオンラインお年玉の特徴には、商業化が挙げられ、企業による顧客獲得の手段としても活用されています。例えば、旧正月1日(19日)に、7500万人が「微信(WeChat)」を利用し、総額30億元(約560億円)相当のクーポン券や商品券、合わせて3億7800万枚を受け取ったということです。
また、オンラインお年玉の送受信ランキングでは、広東省、浙江省、北京市、江蘇省、上海市が上位5位にランクインしたということです。
一方、第三者保証決済アカウントのアリペイ(支付宝)の発表したデータによりますと、旧正月大晦日の18日に、6億8千万人がオンラインお年玉争奪戦に参加し、オンラインお年玉の送受信量は2億4千万回に達し、総額は40億元(約750億円)に達したということです。(02/24 Lin,高橋敬)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |