中国共産党中央政治局の習近平総書記の主宰による中国共産党中央政治局会議は12日、北京で開かれ、第十二期全国人民代表大会第三回会議に提出し、審議する「政府活動報告（草案）」について討論を行い、「31の省や自治区、市及び新疆生産建設兵団を巡視した状況に関する報告」を審議しました。

　会議では、「この1年来、経済や社会の発展は全体的に見れば平穏であり、前進している。経済運行は合理的な段階にあり、経済構造に変化が発生し、質が高められた。対外開放の面では新しい変化が起きた。国民の生活が改善され、発展の協調性と持続的可能性が増強された。これは全国各民族の人々が一心団結しておさめた成果である」と指摘しました。

　会議は、また、「中国共産党中央は巡視活動を高度に重視している。党の18期全国大会以来、31の省や自治区、市及び新疆生産建設兵団の関係部門に対して、巡視活動を行い、政治の廉潔建設や腐敗取り締まりに大きな役割を果たした」と強調しました。（藍、kokusei）